ロッドキーナン

Handcrafted bespoke headwear by milliner, Rod Keenan in Harlem

ハーレム在住の帽子職人Rod Keenanが手がける手作りオーダーメードの帽子

43件の商品

件表示

43件の商品

件表示

Story of ROD KEENAN

これまでの仕事の中で印象に残っているものについて教えていただけますか?例えば映画で使われたハットのことや高い評価を受けた作品のことなど

あるメトロポリタン美術館の学芸員に出会った時のことです。その時私はOzwald Boateng のスーツに帽子をかぶっていたのですが、そのキュレーターからぜひその帽子を次の展示『Bravehearts: Men in Skirts』で展示をしたい、という話をいただきました。その後その帽子はメトロポリタン美術館がパーマネントコレクションとして購入してくれました。

他にも面白い話があります。

ある時、[email protected] というメールアドレスから何度もメールが来ており、いかがわしいサイトかと思い無視していたのですが、ある時電話で「こんにちは、僕はBaby Daddy といいます。あなたにずっとメールを送っているのですが、全く返事が返ってこないので電話しました。僕たちはあなたの帽子のファンでして、僕たちのビデオを送りたいと思うのですが」と連絡が入りました。それは有名なバンド、Scissor Sister からだったのです。彼らは"Take Your Mama Out" という、後に大ヒットしたミュージックビデオをリリースしたところで、そのビデオの中では、最初から最後まで私の帽子をかぶってくれていました。私たちも彼らの曲が大変気に入り、そこから交流が始まりました。それ以来Scissor Sister はクライアントになり、長い間、帽子を彼らのために作っていました。

B ブラッド・ピットが私のクライアントになったきっかけは、Interior Design Magazine がブラッド・ピットの自宅を撮影した際に、私の帽子が階段の手すりにかかっていたことです。その後ブラッド・ピットから、彼のアシスタントを通じて私の帽子に矢印を付けた写真が送られてきました。ブラッド・ピットとの仕事はそれがきっかけで始まりました。

あなたの作品を購入するのはどんな人たちですか?

芸術家、デザイナー、建築家など、個性的で、例えば二つの異なる文化をごちゃまぜにしてすばらしい作品を作るような方たちですね。私はそんな作品が大好きですから。

代表的な作品はなんですか?

Sony Square NYCで行われた、イラストレーターのMaira Kalman のインスタレーションアート展示(場所や空間全体を作品として観覧者に体験させる芸術)の際に私の帽子を使っていただきました。この帽子はヘッドギアタイプのやつで、たとえば皆さんもよく知る、Prince/プリンス、Jamiroquai/ジャミロ・クワイ、Elvis Costello/エルヴィス・コステロ、JustinTimberlake/ジャスティン・ティンバーレイク、Scissor Sisters/シザー・シスターズ、Sacha Baron Cohen/サシャ・バロン・コーエンなどのアーティストや、Swarovski、CFDA(米国ファッション協議会主催のファッションアワード)、Converse/コンバース、Barneys NewYorkのウィンドウデザイナーSimon Doonan/サイモン・ドゥーナン、ベルギー アントウェルペンのファッションデザイナーDries Van Noten/ドリス・ヴァン・ノッテンなどのニューヨーク7番街(通称『ファッション・アベニュー』)のアーティスト達にはランウェイショーで使っていただいています。その他多くの著名人の作品を手がけましたが、名前を明かせない人も多いです。

スタジオの中でお気に入りの場所はありますか?

Ferrisという名のブルーバーミーズ種の猫がいるのですが、Ferrisがいる場所がお気に入りの場所ですね。

お気に入りの道具はありますか?

年代物の真鍮の指ぬき(手縫いの際に指にはめて、針の頭をあてて使う)です。ロンドンのPortabello Road/ポートベローロード・ポートベローマーケット(世界最大のアンティークマーケット) で手に入れたものです。

エジプトに行き続けているのはなぜですか?

まず第一に、エジプトは失われた文明です。今現在私たちが知り得るエジプトの知識は、誰かの推測にすぎません。なぜそれがそうなっているのか?どのように使われていたのか?などなど、実は私はエジプトについて読んで得た知識すべてを信用してはいません。またエジプトの文明は建築的にも審美的にもいまだ非常に素晴らしい。ある時ルクソールのお寺に行ったのですが、その部屋の装飾がまるでアール・デコだったんです。もちろんそれはアール・デコではありませんが、3,000 年前のお寺のアール・デコがそのままそっくり私たちの部屋にあってもおかしくないくらい。魅了される点は本当にたくさんあって、色のモチーフとか、霊的な意味でのイメージとか。私はエジプトというかローマンスタイルが大好きで、ローマ人がエジプトを支配していた頃、ローマ人はエジプトでさまざまな建造物を造っていましたが、エジプト様式で造っているがローマ様式に影響を受けているんですね。その二つの文化がまぜこじゃに入り混じったスタイルが、私がエジプトを愛してやまない理由なんです。